雪晴れの新千歳空港
各国のワイドボディ機が集う
EOS R5, RF14-35mm F4 L IS USM  F8, 1/1250, ISO200
チャイナエアライン、CI130便が台北から到着した。機材はBoeing 777-300ER B-18007「Boeing House Color」である。チャイナエアライン以外にも、キャセイ、タイ、アシアナ、エバー、SCOOT等が777、787、A350、A330を就航させていた。ここ数年見られなかった外航ワイドボディ機の活躍に、心躍ったのは言うまでもない。焦点距離は24mm。
氷点下の朝
恵庭岳・樽前山の美しさ
EOS R5, RF70-200mm F2.8 L IS USM  F8, 1/1600, ISO200
快晴の朝、J-AIRのエンブラエル機がRWY19Rを離陸した。恵庭岳との絡みはエンブラエルが丁度良い。画面下の除雪基地も、朝からの快晴に「ホット一息」といったところだろうか。
EOS R5, RF70-200mm F2.8 L IS USM  F8, 1/2000, ISO400
クリアな空と樽前山。好条件にも関わらず、背後では雲が太陽に張り付き、何便もの離陸を見送った。半逆光へのタイムリミットが迫る中、雲の隙間から嬉しい光が差し込んだ。
雪が降り続いた旭川空港
待ち望んだ青空
EOS R6, RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM  F8, 1/1250, ISO200
雪の止んだ1月28日の朝に、JL551便が力強いリバースを見せてくれた。数日前から北海道を襲った寒波の影響で、1月25日の旭川空港は、2年ぶりに全便が欠航した。他にも高速道路の通行止め、JR線の運休など、公共交通機関への影響は広範囲に及んだ。
EOS R5, RF24-70mm F2.8 L IS USM  F8, 1/1600, ISO200
足跡の無い雪原は、降雪直後の証。スノーシュー無しでは足が雪に埋もれてしまう。防除氷液をうっすらと曳いて、JL552便が離陸した。
EOS R5, RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM  F8, 1/1250, ISO400
美瑛から狙うILS34アプローチ。十勝岳をかすめるように徐々に高度を下げていく。
「アプローチプッシュ」「ギアダウン」「ローカライザーキャプチャー」
コックピットでは着陸に向けた準備が進んでいく。
遠く連なる日高山脈
今日も帯広は十勝晴れ
EOS R5, RF70-200mm F2.8 L IS USM  F8, 1/800, ISO400 C-PLフィルタ
快晴の朝、冠雪した日高山脈をバックにアプローチするHD61便。日本海側の雪雲は日高山脈に遮られ、太平洋側は気持ちの良い青空が広がった。雪原に佇む一本の木が、まるで空の旅を静かに見守っているようだ。
あとがき

いかがでしたでしょうか。
今回は、2023年1月25日から約一週間、北海道を旅した模様をお届けしました。
旅の前半は記事内にもある通り、日本海側を中心に寒気が襲ったタイミングでした。特に旭川の雪は凄まじく、北国の洗礼を受けました。もちろん悪天候時の写真もありますが、雪と青空のコントラストを気に入り、晴れの写真のみで構成しました。
写真は旅の相棒となった「トヨタ ルーミー」。明かに北海道のロングドライブ向きの車ではありません。しかし、所々凍結した雪道を約600km走破し、旅の最後には雪のA10ポイントにも到達、無事に生還した時には、ほんの少し愛着が湧きました。(ルーミーでのA10ポイント到達を保証するものではありません。ご注意を)
次回冬の北海道を旅する時は、SUVのレンタカーを指定しようと思います。