松山の夜に咲く黄金の花
明日への願いをのせて
青の世界に包まれて
朝の伊予灘をゆく
夕闇迫る松山空港
"78G "が舞い降りる
今夏、松山空港を訪れた目的の一つが、ANA595/598便に投入された「78G」を撮影する事である。「78G」とは、2021年12月より運航を開始した、787の新仕様機の通称である。胴体の長い787-9に、これまでのロールスロイス社製 に代えて、新たにゼネラル・エレクトリック社製 、GEnxエンジンを搭載しているのが特徴だ。ANAの787の中では少数派であり、エンジンカウルの丸いGEマークが、見た目にも異彩を放っている。これまでは、羽田空港を中心に、那覇、福岡、伊丹、新千歳等の国内幹線を中心に投入されてきた。
2023年に入り、「78G」は徐々に活躍の場を広げている。松山空港には4月17日の初飛来を皮切りに、8月中には恒常的に投入された。GEマークを付けた「78G」は、ここでは新鮮な被写体なのである。